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平成30年7月24日 新潟県知事 定例記者会見

2018年07月25日
1 日 時  平成30年7月24日(火)

2 場 所  記者会見室

3 知事発表項目(10:00~10:03)
 ・新潟発「ふるさと起業家」を選ぶビジネスプランコンテストの開催について
 ・新潟県農福連携セミナーの開催について
 
4 質疑項目一覧(10:03~10:42)
 ・佐渡金銀山の世界遺産登録について
 ・新潟市長選挙について
 ・新潟市中心部のまちづくりについて
 ・農福連携について
 ・起業の促進について
 ・新潟空港の活性化について
 ・原発関連問題について
 ・人口減少問題について
 ・夏季休暇について
 ・猛暑に伴う県の対応について

知事発表

(新潟発「ふるさと起業家」を選ぶビジネスプランコンテストの開催について)

 既に、一部3月の終わりぐらいから報道もされていますが、ふるさと起業家を選ぶビジネスプランコンテストを8月4日に行いますというお知らせでございます。これは特に地域資源を活用した、新しく事業を始めようという方、いわゆる起業家を応援するということで、ふるさと納税の仕組みを使いまして、寄付金を集めて助成しようという試みでありまして、既に6月の終わりまで募集をかけておりました。そのうち書面で審査をして7名の方が選ばれておりまして、この7名の方について8月4日にプレゼンをしていただいて、参加していただいた聴衆と審査員と、既にWEB上でも投票を呼びかけていますので、これらを総合して最大3名の方を選んで、ふるさと納税による寄付金を助成金として交付すると、こういうものであります。
報道資料(新潟発「ふるさと起業家」を選ぶビジネスプランコンテストの開催について)(PDF形式  1284 キロバイト)
(新潟県農福連携セミナーの開催について)

 農福連携セミナーを開催いたします。農業経営を行っている方の担い手不足、あるいは高齢化という問題の中で、一方で障害のある方で、働く場は必要であると。より工賃の高い職場を求めておられる福祉事業所、こういった双方の求めるものをうまく結びつけて、双方にとってプラスになる、そういう農福連携の取り組みを進めてきています。その一環で、上中下越で、村上と長岡と上越で現地視察を織り交ぜながら、事例発表や意見交換を行うセミナーを予定してございます。
報道資料(新潟県農福連携セミナーの開催について)(PDF形式  839 キロバイト)

質疑

(佐渡金銀山の世界遺産登録について)

Q 代表幹事
 7月19日の国の文化審議会におきまして、佐渡金銀山の世界遺産の登録に向けた国内推薦の決定ですけれども、4度目の挑戦となった今回も残念ながら見送られました。当日の報道各社の取材に対しまして、花角知事は「来年度に向けて万全の準備を進めてきたい」という発言がございましたけれども、改めて来年度5度目となる挑戦に向けた意気込みをまずお聞かせください。それから今後、仮に世界遺産登録となった場合でも、佐渡に急増すると見込まれる観光客の受け入れ態勢の在り方について課題があるとも指摘されているのですけれども、現状についての認識と、知事の考える世界遺産登録をにらんだ今後の観光振興のビジョンをお聞かせください。

A 知事
 来年度の意気込みですが、これも当日(19日)の夕方皆さんにお話しましたが、選ばれなかったこと自身は残念ではありますが、(文化庁の記者会見資料に)特別ななお書きが付いておりまして、昨年度に比べて進捗が見られたということで、異例ななお書きの中で高い評価を示していただいているということ、そしてまたその文書の中で、北海道・北東北の縄文遺跡群に次ぐ有力な推薦候補案件になり得るということを書いていただいていますので、まさに我々としては(国内推薦の)手前まで来ているというふうに受け止めておりますので、ここであきらめるなどということはあり得ないと思っておりまして、まだ(文化審議会から)具体的な課題の指摘が届いていないようですが、それらを当然ながらよく見て、もう一段ブラッシュアップを図って、来年さらに高いレベルで挑戦したいと思っています。それから世界遺産の登録は首尾よくいってできたとして、多くの観光客に見に来ていただけるという、そういう状態になったときに大丈夫なのかというご趣旨だと思いますが、もちろん我々としてはより多くの方に、まさに世界に誇る遺産を後世に残していくためにきちんと保存をした上で、より多くの人に見ていただきたいというのは願うところでございますが、仰るように嬉しい悲鳴を上げるぐらい来ていただけるというのは、(そのように)なればありがたいのですが、仰るとおり、例えば宿泊施設が十分足りるのかとか、いわゆるアクセス交通がきちんと十分応えられるぐらいに整備できるかとか、いろいろと課題があると思います。これについては保存と活用の行動計画を既に作っていますので、必要に応じてそれも見直しながら対応を進めていくということであると思っています。また、特に先般佐渡市と新潟市、長岡市、上越市の3市、合計4市で交流宣言をしたところでありまして、まさに遺産をしっかりと保存しながら、かつ活用していく、それによって交流人口を増やしていこうという部分も体制と言いますか、受け皿的なものができていると思っていますので、そういった4市の取り組みもしっかりと応援しながら活用の部分については取り組んでいけると思いますし、取り組んでいかなければいけないと思っています。正直な話をすると、(観光客は)一気に増えるというよりも、本当はじわじわと伸びていくというのがありがたいなとは思っているのですが、それは世の中の反応がどうだというのはさすがに予想がつきませんから、仮に急増するような事態になっても対応できるように、(保存・活用)行動計画の中で準備を進めていくということだと思っています。

Q 新潟日報
 佐渡金銀山の件ですけれども、確かになお書きは付いていたのですけれども、今回構成要件を絞り込んで、知事自身も今度こそという思いでいかれたと思うのですが、さらに構成要件を絞った上でこれだけ努力しても、まだ駄目なのかというような思いも率直にあるのですけれども、その点さらにできること、書き込んでいけることというのはどういったことでしょうか。

A 知事
 そこは、もう少し専門家にぜひ取材をしていただきたいと思います。私自身も読み込んでいるというところまでいっていませんので、学術的にお答えするのはなかなか難しいのですが、ただ表現というのはあると思うのです。もう少しストンと落ちるプレゼンの仕方みたいなものはあるのではないのかなと。あるいはメリハリということもあるのかもしれません。表現の仕方ということに関連して言えば。あるいはもう少し適切なワーディングがあるかもしれません。新たな事実を付け加えるというのはなかなか難しいのでしょうね。そこはそう思いますが、表現の、あるいは表現よりもうちょっと手前のものの見方、視点みたいなものをもう少し変えると、もっと伝わりやすいとか、理解が深まるとか、そういうものがあるのかもしれません。これは全く推測で言っているので恐縮ですが、学術的な部分はもう少し専門家から私も伺って、私たちが持っている能力で応援していきたいと思っています。

Q 新潟日報
 北海道とか青森県の事例を見ますと、オール北海道とか、党派の垣根を越えたり、県内首長さんたちも団結して、オール北海道、オール青森という形で強力なアピール、運動をされていて、その点新潟はオール新潟と言うのですか、迫力不足な面も否めないのかなと思うのですが、その点知事はどのようにお考えになられていますか。

A 知事
 以前、私が副知事でこちらで仕事をしたときよりも、私ははるかに意識は上がってきていると感じています。今回も国会議員の先生方のご努力で北信越、そして群馬、埼玉の我が県と非常に縁が深い部分の議員の先生方の署名も頂いていまして、そういう意味で仰るとおり、もう少し広がりを持った関心の高まり、応援団みたいなものを作っていきたいとは思います。もちろん新潟県内でのもう一段のムードの盛り上げというものも大切であると思っています。

Q 新潟日報
 佐渡金銀山に関連してなのですけれども、近頃というか、知事自身が佐渡にご視察になるご予定とか、あるいは行ってみたいだとか、そういったお考えというのはありますか。

A 知事
 副知事時代に2度ぐらい視察させていただいているので、それなりにイメージは残っていますので、今直ちにいつ行くというのはないのですが、いろいろな佐渡に出張の折にうまく時間が取れれば、今ガイダンス施設の建設も始まっているようですし、この3、4年で変わった部分もあると思いますので、それを機会を捕まえて見に行きたいと思います。

(新潟市長選挙について)

Q 代表幹事
 今朝方、報道各社の取材に対しまして、新潟市の篠田市長が今期限りで退任をされるということを表明をされたのですけれども、まずその受け止めと、新たなかじ取り役が10月の下旬に決まるということなのですけれども、新たな新潟市長へどんなことを期待するかというのをお願いします。

A 知事
 恐縮ですが個人的な思いは別にしまして、今の段階で県知事として何かコメントするというものは特にありません。そこは正直一般論で、広域自治体である県と基礎自治体である市町村は、車の両輪でしっかりと意見交換をしながら歯車を合わせていろいろな課題に対処していく必要がありますねということは常々申し上げてきているところでありますので、新潟市の体制がどういうものになるか分かりませんが、そこはしっかりと連携を図っていきたいと思っています。偶然にも昨日、新潟県と新潟市の調整会議も開かれて、いろいろな戦略的な政策連携もあのような場も使って連携を図っていきましょうということを確認したところでございますので、どういう方が最終的に新潟市長になられるか分かりませんが、あのような場はご評価していただけるものだと思っていますし、しっかりと連携していきたいと思っています。

Q TeNY
 篠田市長に関して、(報道)各社の前で篠田市長が、花角知事が誕生して、新潟の拠点化を託せるというようなことを仰って、それで辞められることを決意されたようなのですが、そういう託されたことに関して・・・。

A 知事
 直接の表現は伺っていないので何とも言えませんが、篠田市長さんの思いは一旦は伺いましたので、その思いはしっかりと受け止めて、私なりにやれることはやっていきたいと思います。

Q TeNY
 次の市長さんに連携ということは当然だとして、どういうところで力を発揮してもらいたいとかありますか。

A 知事
 これも一般論ですが、コミュニケーションを取れる間柄になりたいですよね。

Q TeNY
 いろいろな話をという・・・。

A 知事
 そうです。どうしても人間同士ですから、相性が合う合わないとかいろいろあるとは思うのですが、そういう部分ももちろんありますが、立場としてきちんと必要があればすぐにお会いできるような、そのような関係を作っていきたいと思います。

Q TeNY
 すぐにこういう話を、新しい市長さんが誕生した場合はこうやっていきたいみたいな、何か具体的な課題なり、取り組みたいものはありますか。

A 知事
 すぐにこれというのはないですが、新潟市の中心市街地での活性化と言いますか、大きなプロジェクトという意味で万代島などは関心がありますので、そのようなものについて話を進めることができたらいいなとは思います。

Q UX
 先ほどの回答の中で、篠田市長の思いの一端を承ったと。昨日の会議を終えて篠田市長も何かしら発表するのではないかといううわさが流れていまして、昨日の会議の前後で、改めて知事、みたいなそういう場があったのかなかったのか、あるいはその温度を伝えられるようなところというのはなかったのかなと思うのですが・・・。

A 知事
 拠点性の向上というところで、そのことに関しての2人での直接のやりとりというのはありません。会議の中で(思いは)ご披露されたのですが、何か私に「これとこれを頼むね」とか「これとこれが特に重要だと思う」とか、そういう類いの話はありません。

Q UX
 もちろんご自身の進退について花角知事に何か伝えたりという場も当然なかったと・・・。

A 知事
 ないです。

Q UX
 これまでも、電話でもお会いしたときでも、そういう相談であったりだとか・・・。

A 知事
 それはないです。むしろ首長としては、はるかに大先輩ですし、私に相談するということではないと思います。

Q 毎日新聞
 現在4人が立候補の意向を表明をされていて、市長選ではありますけれども事実上与野党(対決)の関係というか・・・。

A 知事
 4人ですか。

Q 毎日新聞
今週で4人に。明日もう1人正式に表明される予定です。

A 知事
 そうですか。まだ3人ですよね、表明されたのは。

Q 毎日新聞
 正式には3名で、もうすぐ4名が正式に表明されることになりますけれども、自由民主党系の方がお2人、野党系などの方がお2人になりそうなので、基礎自治体の首長選ではありますけれども、与野党対決のような構図がまた起こりうるかもしれないということについて、どういうふうに考えていらっしゃいますか。

A 知事
 まだ知事としてコメントするような段階ではないというか、最後までないかもしれませんが、特にコメントすることはありません。その4名になるかどうかもよく分かりませんし、その見込みであるということは今伺いましたが、最終的にその形でいくのかどうか、これからまだ3か月もありますので、どういうふうに変化するかも分からないと思いますので、今どうですかと言われても特にコメントはございません。

Q NHK
 篠田市長の件なのですけれども、先ほど首長の先輩ということも仰っていましたけれども、(花角知事の)ご自身の選挙も(篠田市長が)支援されたということで、縁浅からぬ仲かなというふうにも思いますが、改めて篠田市長にお伝えしたいことが何かございましたらお願いします。

A 知事
 直接伺っているわけではないですし、今朝の話ですから、今どうこうというのはないですが、直近で頭に残っているのはまさに昨日新潟県・新潟市調整会議をやって、もちろん資料としても新潟市の都市デザインを議論させてもらい、市長の思いを一旦はディスカッションの中で聞かせていただいたので、私としては、北川顧問を交えてあのような場を作ってこられたのは本当に先進的な試みだと思うのです。それがその後の地方自治法の改正にもつながっているわけですから、育てていただいたあのような場はしっかり受け継いでいきたいなと思いますし、伺った拠点性向上に関わるようないろいろなプロジェクトについても、熟度はいろいろあるように思うのですが、できるだけ受け止めて考えていきたいなと思います。

Q BSN
 改めてなのですけれども、篠田市長が出馬しなかったことに対して、率直な感想をもう一度お聞かせください。

A 知事
 知事としてのコメントはないです。個人としてはいろいろな思いはありますが。知事としては、それがどうこうとか県の行政と関わるとかということではないと思いますので、そのコメントはございません。

(新潟市中心部のまちづくりについて)

Q 新潟日報
 昨日の新潟県・新潟市調整会議なのですが、昨年か、新潟市の拠点性向上というのをメインのテーマにされて、県と市で政策連携を図ることになったのですけれども、知事自身がお考えになる新潟市の拠点性向上に向けた課題、あそこに出ているのは中心市街地の再開発が中心になっているのですけれども、まちづくりのここが今問題で、こうした方がいいのではないかという何かイメージでも結構なのですけれども、あればお聞かせ願いたいのですが。

A 知事
 中心市街地ですか。

Q 新潟日報
 中心市街地と言うか、駅と万代と古町の部分を中心にデザインが示されているのですが、その辺で…。

A 知事
 昨日の主要議題であったまちづくりの部分であれば、終わった後もちょっと申し上げましたが、私の感覚に非常に合っています。ゾーニング(都市計画)は。あの中で私個人として関心を持っているテーマは、特に万代島のにぎわいづくりです。特に県は港湾管理者でもありますし、これはずっと私の以前からの持論なのですけれども、朱鷺メッセとピア万代を何とかもっと人の動線をスムースに動くように、人の動きを作れるような工夫ができないかというのは、私の個人的には関心事です。

Q 新潟日報
 その点、市の方も同じ問題意識なのですけれども、港湾管理者として今後そこの動線を、今まっ二つに分断されてしまっている状況だと思うのですけれども・・・。

A 知事
 まっ二つと言うか、海がありますからね。海と言うか水面がありますからね。

Q 新潟日報
 県ができることというのはどういったことなのでしょうか。

A 知事
 これは知恵の出しどころですよね。当然いろいろな利害と言うか、関係者がおいでですから、そんな軽軽にものを言えないと思いますが、やはり人はつながってほしいですよね。ピア万代まで多くの人たちが来ている。朱鷺メッセもいろいろなイベントがあれば人が集まる。大かま(万代島多目的広場)ですか、あそこもきれいにされて、いろいろな人が集まる施設になった。そうなるとこの2つがつながるということは非常に価値があることだなと。周遊できることは価値があるなと思っているのですが、そのやり方については知恵の出しどころだと思っています。

(農福連携について)

Q 新潟日報
 農福連携のセミナーということで、こういうセミナーそのものも含めてなのですけれども、農福連携について改めてどういう期待感を持っていらっしゃるのか、あるいはどのような課題があると認識されているか、そのあたりお聞かせいただきたいと思います。

A 知事
 例えば、大変一般論で恐縮ですが、農業者の方も障害のある方々にどこまで作業をお願いしていいのかとか、どういうところまでやっていただけるのかといったところの情報がないわけです。そこはよく分からないというところもあるのでしょうし。一方、福祉事業所も、農作業はどの程度のハードな部分なのかとか、そういったところをよく分からない、関心はあるのだけれどよく分からないというのが、今の状況なのかなと思っています。そういう意味では、このようなまさにお互い視察をして意見交換をする、事例の発表をする、こういった一種のマッチングに近いようなセミナーというのは、非常に有意義だと思っています。現実に既にコーディネーターみたいなものが農業者の方を中心に任命してお願いをしていると思いますけれども、このようなセミナーなどにより関心を高めるというのは意義があるかなと思います。

(起業の促進について)

Q 新潟日報
 知事は起業の促進というのを選挙期間中から仰っていて、就任されて1か月以上が経ちましたけれども、改めて県の現状をどのように課題に感じていらっしゃるかというのと、行政の果たすべき役割はどうあるべきか、改めて伺います。

A 知事
 現状という意味では、今回は応募件数としては9件だったと伺っていまして、正直もう少し(応募が)欲しいよねと。欲しいという言い方も大変失礼ですが、まだまだ盛り上がりを考えていかなければいけないという段階だという認識です。実は昨日、新潟の商工会議所の大勢の方が集まる大会があったのですが、そこでも少し申し上げましたが、言葉は適切でないかもしれませんが、私自身もある意味で1か月前2か月前に、挑戦したようなものですので、ぜひ皆さんも新しいことに挑戦しませんかというような、呼びかけともあいさつともつかないようなことをお話しましたが、確かにいろいろな課題があると思います。実際に何か新しいことをやろうとすれば、もちろん不安や悩みがある中で大変だとは思いますが、挑戦する人が多く集まる新潟にしたいということを、いろいろな場所で呼びかけていくことだと思っています。行政の役割という意味では、まさにこのようなインセンティブを付けて、例えばふるさと納税で資金支援をするみたいな。あるいは相談に応じる体制ですね、これはNICO(公益財団法人にいがた産業創造機構)等を中心に、そういったプラットフォームはもうできつつあります。だから、関心さえ持っていただければ、必ず相談相手がいますので、ぜひ、躊躇をせずに声を上げてくださいということを呼びかけていきたいと思います。行政の役割はそういった相談に応じるということであり、そのマインドを高める、呼びかけなり、そしてこのようなインセンティブを出すということが行政の仕事だと思っています。

(新潟空港の活性化について)

Q 新潟日報
 昨日、新潟空港のRESA(滑走路端安全区域)について、オーバーランしたときの緩衝地帯について、有識者の会合が開かれて、A滑走路をどうするのかみたいな話が出たみたいですが、空港活性化を知事は常々仰っていますが、A滑走路はどうあるべきか、知事の中に何かお考えはありますか。

A 知事
 その会議がどのような会議で、どのような議論だったのか承知していませんが、A滑走路については、個人的には副知事の時代から言っていることがあって、必要性がだいぶ低下していると思っています。現にあるものですので、今のランウェイとして使う以上のより効果のある、必要性の高い使い方があるのであれば、考えるべきだと思っています。

Q 新潟日報
 有識者会議では例えば、駐車場とかビジネス用ジェット機の格納とか案が出たみたいですが、知事としてこんなふうに使えばいいといったような・・・。

A 知事
 駐車場はどうかなと思いますが、非常にランウェイに隣接したエリアというのは、ある意味で価値が高い場所ですので、ビジネスジェット機とか航空機の修繕、整備、あるいは航空機に関連する工場のような産業の立地など、アイデアとしてはあると思います。現実にやりたい方々がいるのか、可能性があるのか、その辺はもう少し見極めがいるのでしょうが、そのような使い方であれば今のままのランウェイで使うよりも、より土地の利用価値としては上がるのかなという気はします。

Q 新潟日報
 空港そのものは国の所有するものですけれども、(花角知事は)国土交通省にもいらっしゃってその辺はお詳しいと思うのですが、A滑走路の利用については国も全面的に協力してくれるような、そのような感じは・・・。

A 知事
 そこは私が詰めて聞いたことはないですから、副知事時代に勝手に言っていたということではありますが、いざ本当に事を進めようと思えば、当然現在の所有者であり管理者である国としっかりと相談をしていかなければいけないと思います。

(原発関連問題について)

Q 新潟日報
 3つの検証作業がこれまで進んできたのですが、知事に就任されて議会も終わって少し落ち着かれて、3つの検証の中身というのは少し精査してみられたのでしょうか。

A 知事
 今聞き始めているところです。

Q 新潟日報
 今の時点で課題とかそういった部分というのは、ここはもうちょっとこういうふうにした方がいいんじゃないかとか、首長から(意見が)出ているような(検証の)スピードアップはこういうふうにしたらいいんじゃないかとか、その辺は何かこう・・・。

A 知事
 とてもそこまでは至っておりません。

Q 新潟日報
 今後もうちょっと中身を精査しながら・・・。

A 知事
 関係者にはお会いしていきたいと思っています。

Q 新潟日報
 まだ関係者にもお会いしてはいない・・・。

Q 知事
 一部お会いする場面もあったのですが、きちんと意見交換するほどまでは至っていませんので、いずれにせよ、委員会が止まっていた部分がありますので、早く動いていただく下準備を進めているという段階です。

(人口減少問題について)

Q 新潟日報
ちょっと前の話になるのですけれども、住民基本台帳における人口動態調査の結果が出て、人口減の関係なのですけれども、本県が全国で3番目に減少が大きくて、特に社会減は福島県に次いで2番目という結果も出ましたけれども、人口減について何度かお伺いしていますが、改めてどのように受け止められているのかお願いします。

A 知事
 これは副知事時代から(問題)意識はあって、(新潟県は)もともと人口総数も比較的大きい県でありますから減少数自体もどうしても全国上位の方になりますが、特に減少率が高いというのはすごく意識はしていまして、残念ですねとしか言いようがないのですが、何とかこの社会減の部分を止める努力をしていきたいと思います。どう受け止めているかと言えば、深刻な課題であると、何とかこれを反転させたいという思いはあります。そのための努力として、やはり社会減の最大の問題は高校卒業時の大学等高等教育機関への進学のタイミングと、大学等高等教育機関を卒業するときの就職のタイミングの部分ですので、県の外ではなくて県の中に行き先を見つけてもらう、そのためには県内の高等教育機関の状況や就職場所の状況についての情報提供を、これまで以上に伝わるように努力をするということだと思います。

Q 新潟日報
 県としても、県民一人一人の危機意識を持つことが大事で、あるいはそれを共有したいというようなことを仰いますけれども、一方で果たして県民一人一人が何ができるのかなというふうに正直思うこともあります。その辺りはどのようにお考えですか。

A 知事
 皆それぞれ自分の人生ですから、東京に行かないで新潟にとどまってよと言っても、それは自分のいろいろな価値観の中で判断されることで、もちろんその部分は強制できません。ただ、あなたが暮らすこの新潟はこんな状況ですということを、理解してもらうということだと思います。一人一人が何ができるかというと、県の今の置かれた状況を知ってください、人口が減っていくとどういうことがこの先起きるかということを理解してください、ということの呼びかけだと思います。それから先をどう受け止めるかは個人の人生の問題でもあるので、生活の問題でもあるので、そこに何かを強制することは難しいですが、知った上で判断してくださいということです。私が申し上げている「住んで良しの新潟県」にしていくために、一緒に考えてくださいということでしょうか。自然減の部分を中心に、いろいろなセミナーをこの秋からやろうとしていますが、まさに知っていただくための、それもこれまでは新潟市とか大きい都市で大きいものを1、2回やるくらい(の想定)だったようなのですが、今事務的に検討し直してもらっていて、もっとこまめに、県内の地域振興局単位くらいで、規模は小さくても伝わるようなセミナーの形にできないのかということで検討してもらっていますが、そういった伝わる努力ももう一段必要かなと思っています。

Q 新潟日報
 今自然減の話が出たので追加で(質問)なのですけれども、婚活の取り組み、応援の取り組みなども県の方でやっていると思うのですけれども、そういった取り組みについてはどのような・・・。

A 知事
 婚活は、詳しく聞いておりません。むしろ市町村が多いのではないですか。地域コミュニティーで一生懸命やっている地域があるようにも思います。県としてどんな婚活の動きをしているかは後日勉強します。

(夏季休暇について)

Q UX
 お盆なのですけど、どのように過ごされるか、日程とか、もし差し支えないところで・・・。

A 知事
 夏休みを取らせていただきたいと思っています。心から願っています。

Q UX
 まだ正式には、いつからいつというのは・・・。

A 知事政策局長
 まだ調整中です。

A 知事
 できるだけ働き方改革を進めたいと思っています。よろしくお願いいたします。

(猛暑に伴う県の対応について)

Q BSN
 連日猛暑が続いているのですけれども、県立学校でクーラーの導入を進めるなど、県としての対策などは何か考えていますか。

A 知事
 この猛暑に対して、何か追加的と言いますか、これまでの施策に加えて新たに何かやらなければならないという議論はしておりませんでした。報道で、菅官房長官がクーラーの助成をというのを仰っていたというのは拝見していますので、県として何か追加的にやるべきことが、緊急ですよね、来年以降のことに備えてというのもあるかもしれませんが、やるべきことがあるかないかは、今のせっかくのご質問ですので、早急に考えたいと思います。

Q BSN
 現時点では、国への補助などを申請をするというのは考えていないですか。

A 知事
 県が補助を申請するという仕組みがそもそもあるかどうか分かりませんが、要望というご趣旨ですかね、その部分も議論はしておりませんでしたので、早急に、何かやるべき手があるかどうか考えたいと思います。

Q BSN
 県立の学校の冷房機器の導入率というのは、今ここで聞いてもすぐには分からない・・・。

A 知事
 承知しておりません。


 ※文中の(  )内については、広報広聴課で加筆したものです。